せめて音楽サイトらしく
音楽と関係ない記事が多いので、たまには音楽講座的なものをお届けしてみようかと思います。
こんばんわ。もあびです。
今回は私も頭を悩ませているミキシング講座!
まったくアテにならないので参考にしないほうがいいかもですが・・・
ってわけで、フィルタやイコライザ関係のお話をしようかと思います。
↓の画像を見てください。
キックドラムを単発で鳴らしてスペアナで波形を見るとこんな感じの波形になるかと思います。
ええと画像は適当なので参考程度に。
んでスペアナですが、最初からプラグインとして入ってるDAWソフトもあるだろうしVSTプラグインとしてフリーで落とせるかと思います。
↓はベースだとこんな感じかな?
キックとベースの関係は音源の質やミックスの方向で前後すると思いますのでこれも『こんな感じ』ってことで。
で、黄色の帯になった部分がありますよね。
幅は『こんな感じ』ってことにしておいて、この20Hzあたりの超低域は大音量だと体感上感じられると思いますが、聴感上大胆に削ってもいい部分です。
特にCD音質でデジタルの場合ピークを超えるとノイズとなるので、あまり感じられないような帯域で音量を取られると全体的に小さい音にしなくてはならなくなるんですね。
なので音量を取るためにも聴感上あまり必要でないというかむしろ邪魔な部分をハイパスフィルタ(ローカットフィルタ)でざっくり削ります。
そうすると足元がスッキリしてきますし、無駄に音量を取られなくなります。
で、これって全楽器ハイパスフィルタでざっくりいっても良いと思うんですが、どの帯域あたりをってのは楽器によって変わってきます。
ロー楽器ほど低い帯域を狙ったほうがいいかと・・・多分・・・
キックやベースなんかの低域楽器で120Hzあたりからザックリいきますと低域ならではの『ドン!』って迫力がなくなって細くなっちゃいますので気をつけて狙ってください。
キックやベースは20Hzあたりでいいかと思われます。
んでピンクの帯の部分。
一応・・・キックのピーク部分ってことにしといてください。
画像だと・・・ええと・・・70~80Hzあたりですか。
この部分はベースと被っています。
この被ってる部分は各楽器の音量にもよったりするんですが、ベースに埋もれてキックが抜けてこない原因になったりします。
ベースも抜けさせつつキックも抜けてくるようにするにはどうすればいいか。
こんな感じでベースをQを少し絞ってキックのピーク部分を削ってやります。
すると帯域被りが緩和されて抜けてきます。
例えばこれにバッキングギターが重なるなら、更にベースやドラムを邪魔しているギターの周波帯をカットしてやるとギターが邪魔になりませんし、ギターの音量を少々上げてもキックやベースは抜けてきます。
ミキシング自体もそうですが、その楽器のもつ美味しい部分や色や癖をつけたいときはピンポイントでブースとさせて目立たせてもいいのですが、EQは基本的に引き算です。
カブリを出来るだけ削ってやって全楽器が抜けてくるように調整させていきます。
パズルのピースをはめて行くような行程ですね。
今日のまとめ。
・聴感上影響のない超低域はハイパスフィルタで削る。
・楽器の音色の帯域ピークを意識して帯域同士がカブリ過ぎないように調整して抜けるように仕向ける
ってことで第一回おぱぜろ式ミキシング講座終了。
不定期連載なので次の回は未定です。
てか需要あるのかこれ・・・?
こんばんわ。もあびです。
今回は私も頭を悩ませているミキシング講座!
まったくアテにならないので参考にしないほうがいいかもですが・・・
ってわけで、フィルタやイコライザ関係のお話をしようかと思います。
↓の画像を見てください。
キックドラムを単発で鳴らしてスペアナで波形を見るとこんな感じの波形になるかと思います。
ええと画像は適当なので参考程度に。
んでスペアナですが、最初からプラグインとして入ってるDAWソフトもあるだろうしVSTプラグインとしてフリーで落とせるかと思います。
↓はベースだとこんな感じかな?
キックとベースの関係は音源の質やミックスの方向で前後すると思いますのでこれも『こんな感じ』ってことで。
で、黄色の帯になった部分がありますよね。
幅は『こんな感じ』ってことにしておいて、この20Hzあたりの超低域は大音量だと体感上感じられると思いますが、聴感上大胆に削ってもいい部分です。
特にCD音質でデジタルの場合ピークを超えるとノイズとなるので、あまり感じられないような帯域で音量を取られると全体的に小さい音にしなくてはならなくなるんですね。
なので音量を取るためにも聴感上あまり必要でないというかむしろ邪魔な部分をハイパスフィルタ(ローカットフィルタ)でざっくり削ります。
そうすると足元がスッキリしてきますし、無駄に音量を取られなくなります。
で、これって全楽器ハイパスフィルタでざっくりいっても良いと思うんですが、どの帯域あたりをってのは楽器によって変わってきます。
ロー楽器ほど低い帯域を狙ったほうがいいかと・・・多分・・・
キックやベースなんかの低域楽器で120Hzあたりからザックリいきますと低域ならではの『ドン!』って迫力がなくなって細くなっちゃいますので気をつけて狙ってください。
キックやベースは20Hzあたりでいいかと思われます。
んでピンクの帯の部分。
一応・・・キックのピーク部分ってことにしといてください。
画像だと・・・ええと・・・70~80Hzあたりですか。
この部分はベースと被っています。
この被ってる部分は各楽器の音量にもよったりするんですが、ベースに埋もれてキックが抜けてこない原因になったりします。
ベースも抜けさせつつキックも抜けてくるようにするにはどうすればいいか。
こんな感じでベースをQを少し絞ってキックのピーク部分を削ってやります。
すると帯域被りが緩和されて抜けてきます。
例えばこれにバッキングギターが重なるなら、更にベースやドラムを邪魔しているギターの周波帯をカットしてやるとギターが邪魔になりませんし、ギターの音量を少々上げてもキックやベースは抜けてきます。
ミキシング自体もそうですが、その楽器のもつ美味しい部分や色や癖をつけたいときはピンポイントでブースとさせて目立たせてもいいのですが、EQは基本的に引き算です。
カブリを出来るだけ削ってやって全楽器が抜けてくるように調整させていきます。
パズルのピースをはめて行くような行程ですね。
今日のまとめ。
・聴感上影響のない超低域はハイパスフィルタで削る。
・楽器の音色の帯域ピークを意識して帯域同士がカブリ過ぎないように調整して抜けるように仕向ける
ってことで第一回おぱぜろ式ミキシング講座終了。
不定期連載なので次の回は未定です。
てか需要あるのかこれ・・・?
| comments (0) |
Comments