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音圧競争

う~ん・・・う~ん・・・
ものやん氏があまりにもWii Musicの指揮のコツが掴めないようなので手本をやってあげてたら筋肉痛に・・・

こんばんわ。もあびです。

んでタイトルにあるように音圧。
非常に悩んでおります。
以前の日記にも少し触れましたが、パッと聴いた感じだったりの印象では音圧の高い方がイイ音な気がするんですね。
特にラジオやテレビのような媒体であったり、ポータブルプレイヤーだったりで聴いた場合。
人間の耳の特性として大きい音音圧の大きい音の方が聴こえとしては良い感じに聴こえるんですよ。

んで音圧を上げようと思うなら、単純にイコライザーやコンプレッサーなんかのエフェクト処理。
更に上げるなら作曲編曲段階だったりミックス段階で設計を考えているとソツなくあげることは可能だと思うわけですが、音圧のことを考えて音の並びを楽器ごとの帯域を計算してパズル的に組んで作るのもなんか違うと思うわけです。

で、音圧を上げるってことはダナイミクスレンジ。
ええと。。。なんと説明したらいいものか・・・
音の強弱感だったり音量変化感を潰すことになるわけです。
オーケストラな曲の場合は音圧を稼ぐことよりダイナミクスを優先させるのですが、ここそうだなぁ・・・15年ぐらい?の特にJPOPなんかは相当音圧競争が激しいわけです。
波形なんかで見てみると-0.2dBあたりで張り付いてる曲が結構あります。
まぁこういうのは商業音楽なのでインパクト重視だったり、再生機を見越してのマスタリングであったりと売れるための処置として音圧競争が激しくなったんだと思いますし、ジャンルによっては特にデジタルな楽器が多くダイナミクスの変化がある程度一定している曲はそれでもいいと思うので、音圧を上げること自体は否定はしません。
それに実際古い曲やオーケストラと最近の音圧パッキパキと聴き比べるとやっぱり最初の聴こえは音圧が高い方がイイ感じするわけですよ。

ただ音圧を無理矢理稼いだような曲はのっぺりとしてたりギラギラしてるのも事実ですし、一番分かりやすいのは音量を下げたときでしょうか。
音圧の大きい曲は音量を下げて聴くとなんというかまぁアレです。

んで今作ってる曲をどういう風にしようかと思っているわけです。
音圧を限界まで引き上げて聴こえを良くしてダイナミクスや音質を捨てるか、音圧は曲中のピークで抑えてダイナミクスや音質を優先させるか・・・
基本的に私はコンプ臭い曲はあまり好きではないので出来れば音圧を無理矢理引き上げたくなかったりするわけですが・・・

ただなぁ・・・音圧をそれほど引き上げてない音楽だとショボイって印象持たれるんだよなぁ。
ただでさえローが効いた曲が良い曲、良いバランスって言われる傾向あるしなぁ・・・
難しいなぁ・・・
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