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第二回もあび道場

耳コピ→ベタ打ち→表情つける
ってところまで進んだらミキシングになります。
ここは曲の印象を決定付ける最重要部分であり、良い演奏もミックス次第では台無しになってしまうという危険地帯。
慎重にいきたいところです。

ミキシングにはコツやセオリーもあるんですが、自分の思うようにするのが一番かと(ぉぃ)

セオリーで言うなら、ベースにコンプレッサーとか、スネアとボーカルが聴感上同じぐらいの音量とか、音量アップに5khzあたりをブーストとか。
色々あります。
楽器それぞれがもつ周波数ピークで抜けてくる楽器や抜けてこない楽器もあるわけで、そこのところのさじ加減も重要かと。

ちなみにヘビーメタルは重低音のイメージがありますが、実際はそれほど重くありません。
むしろその辺のポップスの方が遥かに重低音効いてます。

オーケストラの場合は少し小難しくて、強弱記号がp(ピアノ)の場合は、木管が1、ホルンが1、トランペットが1、ファーストヴァイオリンが1って感じで同等レベルの音量ですが、f(フォルテ)になった場合、木管の音量が1とした場合、トランペットは4、ホルンは2、ファーストヴァイオリンが2程度となったりとコツは少しあります。
トランペットはよく聴こえてくるってことですね。
まーでも強調したい音を強調すればいいと思います(投げやり)

あとはホールで演奏してる、スタジオで演奏してるとか、ちょっと奇抜な飛び道具的なものだったりとか、そういうエフェクトを使ったりしてもいいと思います。

まぁ一番大事なのは、想像力かなぁと思います。
私の場合は脳内完結がほとんで、五線譜に書く時点ではある程度完成が見えてます。
どういうイメージで進行するのかとか、そのイメージに合う楽器は何なんなのかとか、その楽器にどういう奏法をさせれば効果的なのかとか、どこで爆発するのかとか、ソロの裏ではどうするのかとか。

最新曲のPain the Universeで説明するなら、
今から戦闘ってことなので、力のある金管でイントロ(裏では不気味効果を狙って弦をトレモロ)→オケイントロからロックにスイッチして第一爆発地点→ソロの裏は原曲のアウト部分や原曲リフをコード回して展開させて原曲から離れすぎないとか。

なぜその楽器なのか、なぜその奏法なのか、とか意味づけることも大事かと。

というわけで、ためにならないもあび道場にも飽きたのでこの辺で終了したいと思います(コラ
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